未分類

台風21号の進路から考える被害など

投稿日:

台風21号接近中

出典:https://weathernews.jp/s/topics/201809/020065/

2018年の夏は台風が多く直撃した印象を受けます。

海水温の上昇により今年は例年より早いペースで台風が発生しました。

8月だけでもなんと9個の台風ができたのです。

特に8月12日から16日は5日連続で発生それぞれの進路を取って進みましたが、

これは台風の統計を取り始めた1951年以降で初めてのこと。

「ダブル台風」として話題となった19号は奄美地方を直撃。

もうひとつのダブル台風・20号は徳島県南部に上陸した後、

さらに北上して兵庫県姫路市に再上陸し、西日本を中心に大雨をもたらしました

海水温の上昇より暖かく湿った空気や前線の影響などにより、列島各地で雨雲や雷雲発生し、滝のような雨に見舞われたり、落雷により停電した所がありました。

8月末に発生した台風21号は勢力を強め、9月4日から四国、近畿地方に南方から直撃する可能性が濃厚です

 

伊勢湾台風と類似の軌道

伊勢湾台風(1959年9月)

気圧:929hPa

最大瞬間風速:55.3m/s

死者:4697人

行方不明者:401人

出典:https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/1959/19590926/19590926.html

日本への軌道は伊勢湾台風とほぼ同様。

気圧は伊勢湾台風が929hPaに対し台風21号は915hpa

伊勢湾台風よりも強い勢力になっています

伊勢湾台風の被害とは?

あくまで1951年当時の建築構造、防波堤、河川管理からですが、

当時の紀伊半島沿岸一帯と伊勢湾沿岸で強風、高潮、

河川の氾濫による被害。愛知県では、名古屋市や弥富町、知多半島で激しい暴風雨とそれに伴う高潮により短時間のうちに大規模な浸水が起こった。

死者・行方不明者が3,300名に達する大きな被害となった。

また、三重県では桑名市などで同様に高潮の被害を受け、死者・行方不明者が1,200名以上となった。

この他、台風が通過した場所(奈良、岐阜)でも、それぞれ100名前後の死者・行方不明者があった。

伊勢湾台風と状況の相違

台風21号が発生する以前のダブル台風台風20号が紀伊半島に被害を生み出している

熊野川の氾濫により新宮市熊野川町日足地区では浸水

様々な地域や交通網が河川の氾濫により寸断されている。

この状況でさらに同様の軌道と強い勢力の台風が発生しているので

ただでさえ水を含んで土砂崩れが起きやすい地域ではさらなる警戒が必要になってくる。

山手では土砂崩れ 河川 海沿いでは浸水に注意

湿った空気と秋雨前線により雨量も大きい台風になると予測されているので

山手にお住いの方は土砂崩れ、河川、海近くにお住いの方々は

浸水被害に備え、避難勧告の時点で避難することと、土のうや

停電に際した対応を取るようにしてください。

西日本豪雨 ダブル台風に輪をかけて台風21号がくるので、

心身ともに休まらない部分はありますが、何卒安全にお過ごしください。

-未分類

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事