治療師稼業は肉体労働。いつまでも体力に頼っていては多くの方に関われない。
割りとまじめにゴッドハンドになるために腕を磨いているので、常に技術の精度を考えるところがあったけど、最近思うのが、
ゴッドハンドとは手から何やらすごいものが出ている。というよりは、感じることに長けた手の事なのだろうと。
前者の、何やら手からにじみ出るゴッドハンドもあると思うけど、後者を意識して繊細なタッチ、柔らかさを表現した方が患者さんの改善率なども上がってきている。
この、触れるという技術が壁になっているセラピストも多いように感じる。
“自分が”治すんだ! というように 施術に対する姿勢に、我(が)が出てくるとその我は手に宿る。
我のある手は力みを帯びてその力みは相手に伝わる。結果緩みはなくなる
これは合氣そのもの。
自らと相手の境界をゼロにするというのが目標
無我の施術ができてくるとそれは効果を出すようになる
これはマニアックな内容なのでタイミングで分けて綴ることができたらと思う。
呼吸や姿勢 脳の状態も影響して皮膚から伝わるものが多いのだと思う。
皮膚が感じ取る情報は馬鹿にできない。
しかしながら、知識として知っていてもまだまだ実践レベルとしては低い。
日々の施術の中で磨いていく。
今朝もオムツ交換、我の強い手で息子の足とバトルしたものです…
これもスルスルっとできたら良いのでしょうが(笑)